土地家屋調査士の役割

土地家屋調査士の役割

土地家屋調査士の使命は、公正・中立の立場で不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって不動産取引の安全の確保、国民の財産を明確にするといった極めて公共性の高いものです。

土地の登記は、固定資産税の算出にも関係しているため登記が義務付けられています。(原則、不動産の取得から一ヶ月以内に登記をしなければなりません。怠った場合は、10万円以下の過料を支払うことになります。)土地家屋調査士が扱う土地登記では、「所在」「地番」で土地の場所を特定し、どんな用途で使用されている土地なのかを「地目」で表し、土地の大きさを「地積」で表します。

土地家屋調査士とは?

土地家屋調査士の役割

土地家屋調査士とは測量及び不動産の表示に関する登記の専門家です。
所有者の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査し、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行います。

表示に関する登記とは、土地・建物の物理的な状況を明確にするための登記です。土地なら所在、地番、地目、地積等が、建物なら所在、家屋番号、種類、構造、床面積等が記載されています。
つまり、土地や建物が何処にどのような状況で存在するのかを明らかにする登記で、これを仕事として行なうことが認められている唯一の国家資格者が土地家屋調査士です。
不動産の表示に関する登記は、所有者にその申請義務が課せられています。しかし、その手続きはとても複雑で一般の方には容易には理解出来ないことが多々あります。
そこで、我々土地家屋調査士が、所有者の依頼に応じて不動産の表示に関する登記の申請手続を代理します。

土地家屋調査士の仕事を分かりやすくアニメーションで紹介しています。

日本土地家屋調査士会連合会近畿ブロック協議会作成